お誘いや頼み事を英語でやんわり断る時はなんていう?

意味・使い方

「友達に飲み会に誘われたけど、行けない……」
「頼まれごとをされたけど、断りたい……」

そんなとき、日本語なら
「ちょっと難しくて……」
「その日はちょっと……」
と、なんとなくやんわりと断れますよね。

でも英語だと、「No.」や「Sorry.」しか思い浮かばなくて、なんだか失礼になってしまわないか不安になることはありませんか?

実は英語にも、相手を傷つけずにやんわり断る表現がたくさんあります。今回は、日本人の「角を立てたくない」気持ちにぴったりの断り方を、自然な会話例と一緒にご紹介します。

そもそも外国人は「スパッと」断るの?

日本人からすると、欧米人はハッキリとNoと言うイメージがあるかもしれません。たしかに、日本語の「ちょっと…」のようなぼかした断り方は英語には少なめです。

でも、だからといって外国人が冷たいわけではありません。

ちなみに、「断る」を英語の単語で言うと refuse(リフューズ)decline(ディクライン) がありますが、実際の会話で相手に向かってこれらをそのまま使うことはほとんどありません。直接的すぎて、むしろ失礼な印象になってしまうことがあるからです。

英語圏でも「相手に失礼のないよう断る」という気持ちは同じです。ただ、そのやり方が少し違うだけ。

日本語ではぼかして断る
「そのへんがちょっと…」「難しいかもしれなくて…」

英語では理由を添えて断る
「行けたらよかったんだけど、その日は先約があって。」

英語ではっきりNoと言っても、その後に理由や感謝・代替案を添えることで、十分やんわりした印象になります。この「セット」が英語の断り方の基本です。

基本の断り方は「I’m sorry, but…」

最もシンプルで使いやすい断り方がこれです。

登場人物セリフ日本語訳
friendDo you want to grab dinner on Friday?金曜日、夕食でも行かない?
youI’m sorry, butI already have plans.ごめんね、もうすでに予定があって。
friendNo worries! Maybe next time.気にしないで!また今度ね。

「I’m sorry, but〜(ごめんなさい、でも〜)」は、丁寧さと誠実さを同時に伝えられる万能フレーズ。まずこれを覚えておくだけで安心です。

日本人には「I wish I could, but…」も使いやすい

断るのが惜しい気持ちを伝えたいときに使えるのがこれです。

登場人物セリフ日本語訳
coworkerAre you coming to the team lunch tomorrow?明日のチームランチ、来る?
youI wish I could, but I have a meeting.行けたらよかったんだけど、ミーティングがあって。
coworkerThat’s too bad. Hope to see you next time!残念だね。次はぜひ!

「I wish I could(できたらよかったんだけど)」は、”行きたい気持ちはあるけど無理”というニュアンスが伝わる、非常に丁寧な表現です。日本語の「ほんとは行きたかったんだけど…」に一番近い感覚かもしれません。

頼まれごとを断るときは「I’m afraid I can’t…」

お願い事を断るときは、少しフォーマルなこの表現が使いやすいですよ。

登場人物セリフ日本語訳
colleagueCould you cover my shift on Sunday?日曜日のシフト、代わってもらえる?
youI’m afraid I can’t. I have family plans.申し訳ないけど、難しくて。家族との予定があって。
colleagueOh, okay. I’ll ask someone else.そっか、わかった。他の人に聞いてみるね。

「I’m afraid I can’t(残念ながら、難しくて)」は直接的に”No”と言わない分、やわらかい印象を与えます。職場やフォーマルな場面でも使いやすいフレーズです。

もっとカジュアルには「I’d love to, but…」

友達への断り方で、一番自然でよく使われるのがこれです。

登場人物セリフ日本語訳
friendHey, want to come to my birthday party?ねえ、誕生日パーティー来ない?
youI’d love to, butI’ll be out of town that weekend.ぜひ行きたいんだけど、その週末は旅行中で。
friendAww, that’s okay! I’ll miss you though!あら、残念!いなくて寂しいな!

「I’d love to(ぜひそうしたい)」という前置きで、相手への気持ちを先に伝えてから断る、というのが英語らしい断り方のポイント。まず気持ちを見せる、という意味では日本語と共通しています。

理由を言いにくいときの断り方(理由が曖昧ver)

「理由は言いたくないけど、断りたい」というときも安心してください。理由をぼかした断り方もあります。

登場人物セリフ日本語訳
acquaintanceCan you help me move this weekend?今週末、引越しを手伝ってもらえる?
youI’m sorry, I’m not availablethis weekend.ごめんなさい、今週末は都合がつかなくて。
acquaintanceOh, no problem. Thanks anyway!あ、大丈夫。ありがとう!

「I’m not available(都合がつかない)」は、理由を詳しく言わなくても失礼にならない便利な表現です。日本語の「その日はちょっと……」に近い使い方ができます。

断り方のセット感を覚えよう

英語の断り方には、大きく3つのパーツがあります。

① 謝罪や共感のひとこと
“I’m sorry…(ごめんなさい…)”
“I wish I could…(できたら良かったんだけど…)”
“I’d love to, but…(ぜひそうしたいんだけど…)”

② 断る理由(短くてOK)
“I have plans.(予定があって)”
“I have a meeting.(ミーティングがあって)”
“I’m not available.(都合がつかなくて)”

③ 相手への気遣いや代替案(あるとより丁寧)
“Maybe next time!(また今度!)”
“Let me know if you need anything else.(他に何かあれば言ってね)”

この3つをセットで使うと、英語でも「角が立たない、やんわりした断り方」ができます。

最初は「I’m sorry, but I can’t.」だけでも十分です。少しずつ表現を足していくと、自然な断り方がどんどん身についてきます。

色々な断りの例文

I’m sorry, but I can’t make it.
(ごめんなさい、都合がつかなくて。)

I wish I could, but I already have plans.
(行けたらよかったんだけど、もう予定が入ってて。)

I’d love to, but I’m not available that day.
(ぜひそうしたいんだけど、その日は都合が悪くて。)

I’m afraid I can’t help with that.
(申し訳ないけど、それは難しくて。)

I’m sorry, I have a prior commitment.
(ごめんなさい、先約があって。)

I wish I could join, but I have a family thing.
(参加できたらよかったんだけど、家族の用事があって。)

I’d love to help, but I’m swamped right now.
(手伝えたらよかったんだけど、今ちょっとてんてこ舞いで。)

I’m sorry, but that’s not going to work for me.
(ごめんなさい、ちょっと難しそうで。)

I’m afraid I’m already booked that weekend.
(申し訳ないけど、その週末はもう埋まってて。)

I wish I could, but I need to take care of something.
(できたらよかったんだけど、ちょっと対応しなきゃいけないことがあって。)

フレーズをリピートして練習しよう!

「断り方、なんとなくわかったけど、いざとなると口から出てこない……」というのは、知っているのと、口が慣れているのとでは大違いだからです。

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断り方ひとつ口から出るようになるだけで、英語への自信がグッと変わってきます。まずは一日数分から、一緒に練習してみましょう!