英語を習い始めた時、誰もが最初に教わるフレーズが「Thank you.」に対する「You’re welcome.(どういたしまして)」ですよね。
もちろん間違いではありませんが、実はネイティブスピーカーの間では、相手との関係性やシチュエーションによって、もっとたくさんの表現が使われています。
今回は、教科書通りではない、今日からすぐ使える「Thank you.(ありがとう)」への英語の返し方をシーン別に厳選してご紹介します!
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【カジュアル】友人や同僚に!「全然いいよ!」
親しい仲で「You’re welcome」を使うと、少し丁寧すぎて距離を感じさせてしまうことも。リラックスした場面では、以下の表現が主流です。
No problem. / No worries.
一番よく使われる「気にしないで」「全然いいよ」というニュアンスです。特に「No worries」はオーストラリアやイギリスだけでなく、最近はアメリカでも非常に一般的です。

迷ったらこれ!ってくらい超定番だね。最近はアメリカでも『No worries』がすごく流行ってるから、どっちを使ってもバッチリ通じるよ!
Anytime.
「(助けが必要なら)いつでも言ってね」という親切な響きがあります。

『またいつでも頼ってね』っていう頼もしさが伝わるフレーズだね。サラッと言えると、すごくデキる人っぽくてカッコいいよ!
Sure! / Sure thing.
「もちろん!」という明るい返答です。カジュアルにサッと返したい時に便利。

明るいトーンで言うのがコツだよ!ドアを開けてあげた時とか、ちょっとした親切への返しにピッタリだね。
Don’t worry about it.
「そのことは気にしないで」と、相手の申し訳なさを和らげる時に使います。

相手が『ごめんね、助かったよ…』って申し訳なさそうにしてる時に使ってみて。相手の気持ちをフッと軽くしてあげられる魔法の言葉だよ!
【スラング】仲の良い友達に!さらに砕けた返し方
教科書にはなかなか載っていないけれど、SNSや映画、日常会話でよく耳にする「超カジュアル」な表現もあるのでチェックしてみてくださいね。
It’s all good.
「全然大丈夫だよ」「全く気にしてないよ」というニュアンスで、若者の間で非常によく使われるスラングです。

相手が「ごめんね、ありがとう!」って少し申し訳なさそうにしている時に、笑顔で「It’s all good!」と言うと、すごくフレンドリーで安心感を与えられるよ。
I gotchu. (I got you.)
「任せとけ」「助けられてよかったよ」という、仲間意識の強いスラングです。「I got you」をさらに崩した発音が「I gotchu(アイ・ガチュ)」です。

友達をちょっと助けてあげた時に使うと、「水くさいこと言うなよ、相棒!」みたいな親密な感じが出るね。
No sweat.
直訳すると「汗をかいていない」ですが、「汗をかくほどのことじゃない(=お安い御用だ)」という意味になります。

「そんなの朝飯前だよ!」みたいな、余裕を感じさせる表現だね。スポーツの場や、体を動かす手伝いをした時なんかによく聞くよ。
Forget about it.
直訳は「そのことは忘れて」ですが、「お礼なんていいよ、気にするなよ」という意味で使われます。

映画なんかでもよく出てくる表現だね!特にニューヨークの方では、挨拶がわりによく使われる、ちょっとワイルドでカッコいい返し方だよ。
【ビジネス・丁寧】上司や顧客に使える「お役に立てて光栄です」
仕事場や、少し改まった席では、信頼感を与える丁寧な表現を選びましょう。
My pleasure. / It was my pleasure.
「どういたしまして」の最上級。相手のために何かできたことを「自分の喜び」として伝える、非常にスマートな表現です。

これを使えるとかっこいいね!ホテルやレストランの店員さんもよく使う、とっても上品でプロフェッショナルな響きだよ。
I’m happy to help. / Glad I could help.
「お役に立てて嬉しいです」という、誠実さが伝わるフレーズです。相手を助けられたことへの素直な喜びを表せます。

「役に立ちたい」っていうポジティブな気持ちが伝わるから、職場のチームメンバーや後輩に使うと、すごく信頼されると思うな!
Don’t mention it.
直訳すると「そのことに言及しないで」ですが、「お礼なんてとんでもないです」「気にしないでください」という謙虚なニュアンスになります。

ちょっと謙虚な感じを出したい時にぴったり。目上の人にサラッと言えると、英語に慣れてる感じが出るよ!
【謙遜・控えめ】大したことしてないよ、というニュアンス
「そんなに感謝されるほどのことじゃないですよ」と控えめに返したい時に使います。
Not at all.
「全然ですよ」という、少し上品で控えめな響きがあります。

丁寧だけど堅苦しすぎない、すごく便利なフレーズだよ。イギリス英語だと特によく使われる表現なんだって!
It was nothing.
「何でもないことですよ」「大した手間じゃありません」と伝える時に。相手の負担感を減らしてあげたい時に有効です。

「お安い御用だよ」って感じだね。ちょっとした手助けをした時に、さりげなく言ってみて!
No big deal. / It’s no biggie.
「大したことじゃないよ」というカジュアルな謙遜です。「no biggie」はより砕けた表現です。

「たいしたことないよ!」って明るく返したい時にいいね。若者の間では『no biggie』もよく使われるよ。
【逆にお礼】「こちらこそありがとう」と返す場合
相手にお礼を言われたけれど、自分の方こそ感謝していることを伝えるときはこの一言。
Thank YOU!
ポイントは “YOU” を強く強調して発音することです。「あなたこそ、ありがとう!」というニュアンスになります。

これが一番簡単で効果的!「こちらこそ!」って言いたい時は、相手を指差すくらいの気持ちで「YOU」を強く言ってみてね。
The pleasure is all mine.
「こちらこそ光栄です」という、非常に丁寧で美しい表現です。

「My pleasure」をさらに丁寧にした感じだね。パーティーとか、フォーマルな場所でこれが言えたら、もう英語上級者の仲間入りだよ!
【SNS・メール】チャットや文章で使える返し方
テキストでのコミュニケーションでは、手軽に返せる略語や、文章として整った丁寧な表現が好まれます。
np / nw (No problem / No worries)
チャットやSNSで最も使われる略語です。「No problem」は「np」、「No worries」は「nw」と略されます。

仲の良い友達とのLINEやDMなら、これだけでOK!小文字で打つのが今っぽくてリアルな感じだね。
No problem at all.
「全く問題ありません」という、メールでよく使われる丁寧な表現です。言葉を省略せずに書くことで、誠実な印象を与えます。

チャットでも、仕事相手や少し距離のある人には省略せずにこう書くと安心だよ。語尾に「!」をつけると、冷たい印象にならずに済むね。
Much obliged.
「恐縮です」「痛み入ります」といった意味の、かなりフォーマルで古風な表現です。ビジネスメールの文末などで使われることがあります。

すごく丁寧な言葉だから、日常会話ではあまり聞かないけれど、格式高いメールでこれを使えたら「お、この人英語を知ってるな」って思われるはず!
Happy to help!
「お役に立てて嬉しいです!」という、SNSやチャットで非常に好まれるポジティブな返し方です。

ビジネスチャット(SlackやTeamsなど)で同僚を助けた時に一番使いやすい表現だよ。絵文字と一緒に使うと、チームの雰囲気も良くなるね!
結局どれを使えばいい?迷った時のシンプル解決法
「こんなにたくさん覚えられない!」と不安になった方も安心してください。
まずは、以下の「最強の2つ」だけを使い分ければ、世界のどこへ行っても失礼にならず、自然に返答ができます。
迷ったらこれ!万能な「No problem.」
友達、お店の店員さん、同僚など、日常の8割はこの「No problem.」でカバーできます。短くて言いやすく、相手に「気にしないで!」というポジティブな印象を与えられます。

「どういたしまして」の万能選手だね!迷ったらとりあえずこれを言っておけば、まず間違いはないよ。
丁寧に言いたい時は「My pleasure.」
少しフォーマルな場面や、目上の人、あるいは心から「お役に立てて嬉しい」という気持ちを伝えたい時はこれ。上品でとても好印象なフレーズです。

「No problem」だと少しカジュアルすぎるかな?と思う場面では、これを使ってみて。これだけで「英語が丁寧な人だな」って思ってもらえるよ。
言葉よりも大切な「笑顔」と「トーン」
実は、どのフレーズを使うかよりもずっと大切なことがあります。それは、相手の目を見て、笑顔で明るく返すことです。
たとえ「You’re welcome」の一点張りだったとしても、明るいトーンで言えばあなたの感謝や親切心はしっかり伝わります。フレーズは、Repitで遊びながら一つずつ増やしていけば大丈夫ですよ。

完璧を目指さなくてOK!まずは一言、明るい声で返せたら100点満点だよ。少しずつ「今日は Anytime を使ってみようかな」って挑戦していくのが上達の近道だね!
そのまま使える!シーン別・英会話フレーズ集
実際の生活でどのように使われているか、シチュエーション別の会話例を見ていきましょう。
▼友達にペンを貸してあげた時
A: Thanks for the pen!(ペン貸してくれてありがとう!)
B: No problem!(全然いいよ!)
▼同僚の相談に乗ってあげた時
A: Thanks for listening to me today. I feel much better.
(今日は話を聞いてくれてありがとう。スッキリしたよ。)B: Anytime.(いつでも言って。)
▼レストランでお客さんに料理を運んだ時
A: Thank you. It looks delicious!(ありがとう。美味しそうですね!)
B: My pleasure.(どういたしまして。ごゆっくり。)
▼ちょっとしたもの(塩など)を取ってあげた時
A: Can you pass the salt? …Thanks!
(塩取ってくれる?…ありがとう!)B: Sure thing!(もちろん!)
▼待ち合わせに少し遅れた相手をフォローする時
A: Sorry for the late reply, and thanks for waiting!
(返事遅れてごめん、待っててくれてありがとう!)B: No worries!(気にしないで!)
▼忘れ物を届けた時
A: Oh, you found my key! Thank you so much!
(あ、鍵を見つけてくれたんだね!本当にありがとう!)B: It was nothing.(大したことないですよ。)
▼友達の支払いを立て替えてあげた時
A: I forgot my wallet! Thanks for covering me.
(財布忘れちゃった!立て替えてくれてありがとう。)B: I gotchu.(任せとけって。)
▼ホームパーティーに招待された時
A: Thanks for the great party. We had a lot of fun!
(素敵なパーティーをありがとう。すごく楽しかったよ!)B: Thank YOU for coming!(こちらこそ、来てくれてありがとう!)
▼ビジネスチャットで資料を送った時
A: Thanks for the link!(リンク送ってくれてありがとう!)
B: Happy to help!(お役に立てて嬉しいです!)
▼ホームステイ先で丁寧にお礼を言われた時
A: Thank you so much for your hospitality.
(おもてなしいただき、本当にありがとうございます。)B: Not at all, we enjoyed having you.
(とんでもないです。私たちも楽しかったですよ。)
反射的に言えるようにたくさん練習しよう!
「ありがとう」と言われた時、どの表現を使うか頭で考えてしまうと、タイミングを逃してしまいます。
大切なのは、考えなくても口から勝手に出てくる「反射」です。まずちょっと練習してみよう!

“Thank you” への返事練習
音声を聞いて、そのあとの空白時間に
声に出してリピートしよう!
下のスタートボタンを押して
リピート練習を始めよう!
今回ご紹介したフレーズは、Repitのアプリ内でも練習可能です。
Repit(リピット)はiOS(iPhone/iPad)で【完全無料】で使える英語学習アプリです。お手本を聞いて、それを真似して声に出すだけのシンプルな練習をサポートします。
「勉強」と気負わずに、まずは一日数分、アプリと一緒に英語を口に馴染ませることから。
その小さな積み重ねで、Thank youと言われたら反射的に英語で返せるようになるはずです!

注意:テスト勉強のためのアプリではありません!ですが、今っぽい英会話が学べて実践ですぐに役立ちます。
まずはどんな風にリピート練習できるか無料ダウンロードして試してみてくださいね!



